今回は、なぜ私が英語で遊ぶ、というイベントを開催したいと思ったのか、そのきっかけについてお話ししたいと思います。
英語で遊ぶ?
そんなの邪道だ!英語を勉強するんだったら、真面目にテキストとにらめっこして、頑張って取り組むもんでしょ?そう反論されるかもしれません。
もちろん、「CDを聞くだけで~」「これだけやればOK~」というように、たった数日で楽して簡単に身につく魔法の方法!があるわけではありません。
でもね、英語って学問ではない、と私は考えています。数学とか世界史とかそういうものとは別もの。中学校からの必須科目ではありますが、そもそも、英語って”ことば”でしょ?
学問として勉強しているわけではないのです。
では、なぜ中学校から学ぶのか?
私が思うに、まず、世界の共通語であり汎用性が高いから。
世界中の人たちと意思疎通を行う上で、また情報発信するにしても、情報を収集するにしても、英語を習得していた方がいいからです。
それに、言語とは、それを話す地域の文化を反映しているので、日本とは違う異文化に触れる機会を与えてくれます。
そして、異文化に触れると、より一層、自分の国、日本のことを客観的にとらえることができるようになるからではないか、と。
つまり、学問として追求するものではなく、視野を広げ、より人生を豊かにするためのものだと思うのです。
そうなると、いきなり「勉強だ!」「勉強だ!」とする必要ないんじゃないかな?って思ったわけです。
きっかけは『楽しさ』続ける原動力は『面白さ』
私は、運動音痴ではありますが、フラメンコという踊りに魅せられ、数年間レッスンに通っていました。毎回、鏡に映る下手くそな自分の踊りに落胆しながらも、曲に合わせて練習あるのみ!と、必死こいてレッスンしてました。
習い事ですから、嫌ならすぐにでも止められます。でも、なぜそこまで熱中したのか。
だってね、気が付くと、1曲、2曲、3曲と踊れるものが増えていって単純に嬉しかったのと、踊れる曲が増えたことで、ますます面白くなったからです。
そう、上手くなれば単純に嬉しいし、もっと面白くなっていくものなんです。
英語でもほかの言語でも同じですが、言語習得は、よくスポーツに例えられます。日々のトレーニングが大切だってことです。
マラソンを準備無しでいきなりチャレンジするのが無謀であるように、語学も、コツコツと努力を積み重ねていく必要があります。
コツコツ続ける・・・その原動力となりえるものは、やはり、『面白さ』ではないでしょうか?
こんなことが英語で言えた。外国の方とコミュニケーションが取れた。英語を学び始めた「楽しい」というきっかけとは別の、嬉しさとか「面白い!」と感じる経験が、大切だなって思います。
でもこの「面白さ」って、初めてみないことには分からないのです。
まずは、一歩踏み出さないことには、味わえないのです。だからこそ、最初の一歩は、ハードル低く、楽しんじゃう感じがいいのではないかと思います。
仲間の存在も原動力に
話をまたフラメンコに戻しますが、レッスンを続けられたもう一つの理由は、一緒にレッスンする仲間の存在です。フラメンコについてトコトン話ができ、レッスンでつまづいた時には励まし合い、上手く踊れた時には一緒に喜びあうことができる。
一緒にレッスンを受けている仲間がいたから、続けられたのかな~と思います。
英語の会だったら、(まぁ、独学で!と断固たる意志がある方は別ですが)自動的に仲間が見つかりますので、探さなくていいしラクチンでいいですよ。
一緒に学ぶ人がいるということって、大きな励みになりますよ。
私も、ひとりの英語学習者として、会に参加するたびに、いい刺激をもらっています。「がんばろう!」と改めて思える(気合いを入れられる!)ので、仲間ができて本当に嬉しいです。
毎回、参加するのがとっても楽しみなんです。
「楽しい」がきっかけになれば
あれこれ言いましたが、とにもかくにも、英語に触れて、楽しむこと。これに尽きますね!
主催しているイベントが、その第一歩を踏み出すきっかけになればいいなぁと思っています。
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