この週末は、久しぶりにハンドメイド。
ハンドメイド歴は数年ですが、ひたすらミシンに向き合って集中する時間が好きなのであって、形にする喜びは二の次。だから、凝ったデザインや大がかりな作品は作ったことがなく、かぶるタイプのワンピースやブラウス、ゴムウエストのパンツやスカート、子供服など、簡単なものばかり。
それでも、まぁ、形になっているので、基本は出来ているのかな、と。「いかに楽して作るか」を最優先にした私のハンドメイド、いかにモチベーションを保ちながら、最後まで作りきる、やりきるために、注意しているポイントをまとめてみました。
1、縫いやすい生地を選ぶ
ミシンの針通りが良いもの、例えば、綿とか綿麻(綿と麻の混紡)で、程よい厚みのあるものを選びます。ハンカチのような薄い生地やキャンパスのカバンに使われているような分厚い生地だと、縫いにくいです。間違った場所を縫ってしまい、ほどくことも多々あるので、丈夫な生地でないと破れてしまうことだってあります。
2、写し取る必要のない型紙を使う
いざ、作ろう!と思い立っても、まずは、型紙を準備して裁断することから始めなくてはいけません。型紙を用意するのって、結構、面倒なんですよね。本についている型紙を別の紙に写し取るだけで、疲れてしまい、やる気が失せることなんて頻繁にあります。
ですから、写し取らなくてもいい型紙、おすすめです。線に沿って切るだけで、すぐ、裁断に進むことができます。写し間違いも防げるし、線も滑らかできれい。これを使い始めて、随分、楽させてもらってます。
3、ジグザグミシンは、ほどくより、縫い重ねる
布端の始末は、「ジグザグで」ということが多いですよね。でも、ジグザグで布端を縫うのは難しいです。まぁ、私もこんな風に、裏の部分がぐちゃぐちゃになるのは、日常茶飯事です。こういう時、どうしていますか?
私は、こういう場合、ほどくのは面倒なので、もう一度、同じ場所を縫っちゃってます。こんな感じに。
布端をジグザグミシンをかける目的は何か?布端から、糸がほどけてこないように・・・です。最悪、その目的さえ達すればいいわけですよ。ジグザグを使う場所は、表には出ない場所ですし、私は、ここは割り切ってテキトーにしてます。慎重にするのは、見える部分だけでいいんです。
4、見える部分だけは!
裏側は、見えません!
外側の見える所だけ、頑張って整えましょう。特に、パンツならサイドや裾の縫い目をチェックしましょう。ウエスト部分は、上の服をインして着ることを想定していなければ、上の服で隠れますので、それほど気にしなくてOKです。
上手くいかない場合は、ほどくのもアリです。1でお伝えした、ほどき易く、破れにくい生地を選んでいれば、それほど慎重にならずに作業を進めることができます。また、ミシン糸の色ですが、生地と同化するような色だと、少し歪んでいても目立ちませんよ。
5、次に活かす
自分が使用しているミシンの特徴や、「こうすれば、上手く縫えた」「こうやると、ダメだったな」とか、制作をすることで初めてわかることってあるんですよ。そういう経験値を増やしていくこと、そして次の作品にその経験を活かしていくこと、この積み重ねが、大事だと思います。
初心者のうちは、数をこなせばこなすほど、失敗すればするほど、(自分でわかるくらい!)上達していきます。質より量です。もうね、これに尽きます。1回の失敗であきらめず、上手くいかなくても経験値が増えたんだ!と前向きに考えて、数をこなすこと。料理とかと一緒ですね。
さいごに
ハンドメイドって、お金も時間もかかります。正直、買った方が安い!でも、ミシン、いいもんですよ~。とにかく、私はミシンと向き合っている時間が大好きです。もし初めてチャレンジする方がいたら、是非、これら5つのコツを実践してみてくださいね。Good Luck!
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