実は私、高校受験まで、英語の問題を殆ど「感覚」で解いていました。なんとなくこっちかな?こっちがしっくりくるな~という感じ。
しかも、5文型というものの存在を、高校の授業で初めて認識したのでした。中学生の時に習ったはず…ですし、英検3級も取得済だったんですけどね。
でも、それまでは、5文型とか気にせず英語に接していたんですね。そして、高校の授業で先生が「この補語が~」と話すものだから、必死こいて覚えたことを今でも鮮明に記憶に残っています。
英語で補語とは主語や目的語の性質を説明する語(句、節)である。 “I’m an Englishman” の “an Englishman” や “He made this dog eat pet food” の “eat pet food” のように、第2文型と第5文型にみられる。主格補語と目的格補語がある。
何となくの正体は何か?
スポーツを見るならlookではなくwatchだなぁ、発音についても、high だと ”gh”の部分は発音しないよな~とか、こういう「なんとなく」の正体は、【語感】だったのではないか?と最近、思うのです。
語感とは、言葉に対する感覚、言葉の些細な違いやニュアンスを読み取る感覚、とでも言いましょうか。
例えば、日本語の場合、身体に何かを身につけるとき、帽子なら「かぶる」ですし、スカートや靴なら「はく」、服を「きる」という風に、自然に言葉を使い分けているかと思います。頭であれこれ考えずに、このような使い分けを自然にできるのは、日本語の語感があるから、です。
「なんとなく、こっちかな?」という、直感というか勘というか、そういう【語感】を英語に対しても持ち合わせていたら・・・きっと、難しく考えなくても英語がスラ~っと出てくるはず。【語感】を鍛えることは、話すだけでなく聞く場合も役に立ちそうです。身につけて損はなし!だと思います。
語感を鍛えるには?
では、どうやって【語感】を鍛えればいいのでしょうか?
感覚で問題を解いていた、その当時を振り返ってみると、英語への興味が最高潮で、やたらめったら英語に接していたんですね。NHKのラジオ講座も楽しく聞いてました(今と違って3日坊主じゃなかった)し、使える表現や知っている単語が増えていくことがとても嬉しかったんです。そのおかげで、語感が知らず知らずのうちに鍛えられていたのかもしれません。
【語感】を鍛えるには、やはり、多くの時間接すること!これに限ると思います。
そのためには、「読む」だけとか「聞く」だけでは、足りないと思うんです。「読んで」「聞いて」「声に出して」という感じで、あらゆる手を使って(!)英語に接していくことが大切なんじゃないかなって。
今は、英語の音声って、簡単に手に入ります。スマホのアプリもあるし、TVだって、英語の音声で聞けます。一気にまとめてだと疲れちゃうので、習慣化して、毎日、英語に触れてみる、触れる時間を増やしてみてはいかがでしょうか?
チャンツもオススメ!
スマホアプリやTV等もいいですが、チャンツもぜひ試してみてください。
チャンツとは、発音や英語独特のリズムをつかむための学習方法のひとつで、単語や文章などをリズムに乗せて口ずむことです。
先日、子供たちを巻き込み、チャンツを使ったかるた遊びをしたのですが、これが結構、盛り上がったんです!子供たちは、ノリノリの音楽だけでテンションUP!
時折、踊りながら、英語を口ずさんで遊んでいました。「もう一回!」「もっともっと!」と、あっという間に30分超えてました。
チャンツを、子供のものだけにしておくのは、本当にもったいないです。大人も、十分楽しめます。リズミカルに英語を口ずさむのって、ハマりますよ。ぜひお試しあれ!
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