英語が気になるな~。学びたいなぁ~。そう思ったきっかけって覚えていますか?
私はまず、音に興味を持ちました。小学校の頃でしょうか、普段話している日本語とは違う音の響きに、「なんだろうこれ?」「気になる」と感じたのが始まりだったかと思います。
一時的な興味ではないかと、母は簡単に習い事はさせてくれず、NHKのラジオ講座を録音して聞かせてくれました。それが、私の英語学習の始まりです。聞くもの全てが新鮮で、ラジカセ(時代が分かりますね・・)にかじりついて、講座を聞いていました。
英語に触れれば触れるほど「面白い!」と感じ、「面白いからやってみよう!」「もっと知りたい、もっと英語に触れたい」と、思いはつのるばかり。私の場合、これが強い動機となって、学習の原動力となってきました。
いかに楽しめるか?にかかってる!
何かを始めようと思ったとき、「動機付け」が継続できるかどうかの重要な役割を果たしていると思っています。
一番強いのは、やはり、「面白いからやってみよう」ですかね。英語に触れる活動や教材を、より楽しいもの、面白いものにする。「英語で遊んでみよう」「羽目を外して、楽しんでみよう」そういった、遊園地に出かける前の気分で英語に触れてみれば、きっと、いい方向に進むはず。
英語=苦行?
中学校・高校と学んできたのに、なぜか身についてない英語。あるあるですよね。しかも、英語を学ぶのってなんだか辛い・・・そう思っている方って結構います。悲しいけれど。
逆に私は、未だ(たぶん、これからも)学習者で、まだまだ発展途上ですが、英語の学習を苦行だと感じることはないです。面白がってます。興味が尽きないんですよね~。
何が違うんだろう。そう考えたとき、「英語を学習しよう!」と意気込んじゃうから、辛くなってしまうのではないか?そう思ったんです。
そういったことを伝えたくて、先日、『楽しく遊んで弾ける英語初心者の会』を開催しました。とにかく、英語とじゃれ合い、気軽にワイワイ楽しむ会です。
そこで気付いたのは、楽しければ「もっと、もっと(知りたい・話したい・やってみたい)」という気持ちになるってこと。
事実、参加者の方から、「宿題がほしい~」という、非常に積極的な希望を頂きました。
単に「大事だから」「しなくてはいけないから」という場合とは違う、自分から、前向きに進む気持ちって、やはり、楽しまないと出てこないのかな?って感じました。
面白い!以外の動機って?
例えば、英語を学習したいという動機として、以下の2つだと、どちらの方が”強い”と思いますか?
- 英語で会話したい
- 英語で〇〇のことを話したい
この2つは、同じようでいて、全く”強さ”が違います。もちろん、2の方が強いのですが、それはなぜでしょうか。
「伝えたいことがある」というのは、それだけで強い動機だからです。別に、語学ができなくっても、「これをどうしても伝えたい!」と思えば、絵にかいたりジェスチャーしたりと、あらゆる手段を使って伝えようとしますよね。
そう!英語を単に話したいだけじゃ弱いんです。英語を使って何をしたいのか、自分はどうなりたいのか、その部分を明確化して動機として持つことが、一番大事。
日本にいるとね、それ程、英語の必要性を感じることは少ないです。今や、優秀な翻訳ソフトがありますし、仕事で使う人なんてほんの一握りです。だからこそ、強い動機があるかないかで、学び続けられるかどうかが決まるといっても過言ではありません。
3日坊主とはよく言ったもので、怠け癖がない人でも、継続って大変なこと。そこを認識して、強い動機をもって取り組むことが大切なんですよね。
快適な環境に身をおこう!
人って、思いのほか、環境に左右されるものです。英語=苦行にならないために、まずは、英語を楽しく学ぶ環境に身をおいてみませんか?
英語学習は独学でも可能ですが、仲間がいると一層、楽しいものに変わっていきます。つまづきそうになった時にも、「楽しい」「面白い」場があるだけで、案外、ささーっと乗り越えたりできるんです。
英語を楽しむ…そんな気分で英語を学ぶ、おすすめです!
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